カリフォルニア州教育部が提案した、第10学年生用世界歴史テキスト・ブックのカリキュラムに、“慰安婦”として知られている歴史を含めるという修正案を支持します。
関係者の方々へ
最近カリフォルニア州教育部は、第10学年生用の世界歴史テキスト・ブックのカリキュラムに、日本軍“慰安婦“として知られている歴史を含めるという修正案を提案しました。 私はこの修正案への支持を表明するために、この意見を書いています。
この歴史は人類の歴史のなかで、もっとも暗い章のひとつです。 日本帝国軍隊は軍性奴隷制度の目的のために、1932年から第2次世界大戦がおわる1945年まで、少なくとも11カ国から数十万人(ある推測では40万人とされています)の女性を、20世紀で最大で最長の人身売買のなかに強制していれました。
2007年に、米国連邦議会は全員一致で日本政府に、以下のことを勧告しました。
- 明らかな正確な仕方で、事実を公式に認め、謝罪し、歴史的責任をひきうけること。
- この公式謝罪は日本国首相により、首相としてのキャパシティにおいて、公式の声明によりなされること。
- 日本帝国軍隊のための‘慰安婦」の性奴隷化と人身売買はおこらなかったという、いかなる主張にたいしても明白に公に反論すること。
- “慰安婦”に関する国際社会の勧告に従い、この恐ろしい犯罪について、現在と未来の世代を教育すること。
私たちはホロコーストに関して、子供たちに教えることにコミットしてきています。 そのコミットメントは、ドイツがこの惨劇への責任を受け入れたことで終わりにならなかったし、またこれからもおわりにならないように、私は人間への犯罪それ自体のできごとは、学校で教えられなけらばならないと信じています。 日本軍性奴隷制度の被害者たちが、依然として日本政府に対し、事実を認めること、公式に謝罪すること、法的に賠償することを要求しているとき、この歴史はなおのこと学校で教えられなければなりません。
私はカリフォルニア州教育部が、私たちのテキスト・ブックに人間の歴史の中でのこの重要な章を含める努力をしていることを賞賛します。 そして、私は私たちの子供たちが同じ間違いをくりかえさないことを学ぶように、私たちの先生たちが私たちの子供たちにこの歴史を教えることを支持します。
教育部のリーダーシップに感謝いたします。
もう一度感謝いたします。 !!